2011年07月31日

アジャイルサムライ――達人開発者への道 読んでみた

アジャイル開発手法について書いてある本。本屋で題名のインパクトが強くて思わず手に取り、
中身見て挿絵のサムライが可愛いので買ってみた。
題名大事だね!
 
ISBN:978-4-274-06856-0
 

 
読んでみてふと思ったんだけど、俺、アメリカのソフトウェア開発部隊のことなんか勘違いしてた。

俺が思うアメリカンなソフトハウスは

  • 専門家が独立して存在。コーダーはコードひたすら書くし、テスターはテスト専門チームが担当。担当の仕事が終わったら残業なしで帰るよ!他人のフォローはノットマイビジネス
  • オフィシャルとプライベートは完全分離。アフター5の付き合いなんてもってのほかだし、住みたいところに住んでプロダクトアウトは電話会議やメールでもOK!
  • 契約重視!最初の約束で取り交わしたこと以外やらないよ!

というドライな感じだと思ってたんだ。ま、多くのアメリカン会社はこんなんで、
この本の作者のチームが変だからこういう本を執筆したのかとも思うけど、
このアジャイルサムライの本を見てみると

  • 全員ジェネラリスト。展開によってコーダがプロマネになったり。もちろんチームで誰かが詰まっていたら誰かが助ける!
  • チームはなるべくひとつの空間で仕事をし、なんでも聞ける雰囲気を作る。キックオフでみんなで飲みに行くのもいいね。お願い事をするにはまずコーヒーとドーナツをもってくべし!
  • 途中での計画変更アリアリ。むしろ最初の要件だけをしっかり取り決めして、できないことがあったら機能を一部削除して提供する。

つーやつ。なんかかなりチームが感情で共有されてるし、役割分担も不明瞭じゃない?
アメリカらしくないっつーかこれ日本の仕事風景の方がかなり親和性高そうだよ。

もちろん全部が全部日本チックなわけじゃない。たとえば

  • 自然言語で作られたドキュメントなんて信用ならない。動くプロダクトをなるべく早く細かく提供しよう
  • 納期・品質・コスト・スコープには優先度がある。今回のプロジェクトはどれが優先なのか客に決めさせろ!(日本なら全部最優先だ、どれか欠けるなぞまかりならんって言うだろうなあ)

あたりは、さすが異文化だと思う。うちじゃ無理だと思うけどなるべく近づけたいもんだ。

あと思ったことは挿絵とか挿話が面白くて、すいすい読み進めちゃう。
冒頭に言った可愛いサムライの絵が殺されちゃうよ?とか言い始めてツボに入った。

第5章の冒頭でだいたいわかった。とっととやろうぜって言ってるのは俺の心の中の悪魔だな。
だいたいこれで失敗するんだけど。
うまくこいつを飼いならしたい
posted by LoyalTouch at 23:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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