2013年03月15日

漢字(白川静の本の話)

現在の漢字研究に大きな影響を及ぼした一方、批判も色んな所からされる漢字学者、白川静の文庫本のお話。

甲骨文字を解析して、この時代の漢字には宗教儀式に関連するオカルトチックなエピソードがいっぱいあったんだよ、って説明してる。
うわこれ結構ワクワクしない?
 
 
ま、古代のわけの分からない風習をすべて宗教儀式で片付けるのは人々の悪いクセなんだけど、それにしたってこの白川静の説はロマンがあるよね。

たとえばという字。古代、道には色々な災いがあったらしい(旅行が今より危険だったから?)から、災いを防ぐために要所に首を埋めたからこの字になったんだって。敵対する民族の族長の首とかを。まじかよ!

あと、も死体を掲げる形だそうで、辺境との境界地に死体を掲げて悪霊を防いだんだそうな。いやどう考えてもお前らが悪霊並みのやばい思想の持ち主だろ初期の漢字を考えた中国人!

こんな調子でだいたいの漢字の成り立ちは呪術とか生贄とかおどろおどろしいエピソードに遡るっていうのが白川静の意見らしいですよ。
俺、子供の頃漢字の成り立ちを下村昇の漢字の絵本で覚えたんだけど

http://www.n-shimo.com/rensyu_note/pg83.html

はじめに教わった漢字の成り立ちがコレだったらトラウマでしっかり覚えられなかったわマジで。

ちなみにこの白川静の評判、従来の漢字学者からはすこぶる悪いみたいなんだけど、一方でフィクションの作家からはいたく気に入られている模様。そうだよねー。これでなんか作品いっぱい作れそうだもん。多分学問じゃなくてオカルトの類なんだと思う。前に読んだ金枝篇と似たようなもんで。

俺は大好きだけどねオカルト!


posted by LoyalTouch at 07:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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